交通事故の賠償で「逸失利益」についてよく聞かれます

逸失利益という言葉は、普段聞きなれない言葉だからでしょうか、よく「どういう意味ですか?」と聞かれます。
決して難しい内容ではないのですが、交通事故の示談や訴訟ではこうした専門的な用語が多く飛び出すので、一般の方にとっては、ただでさえ難しい内容が、よけいに難しく感じられてしまうのでしょうね。
逸失利益は、簡単に言ってしまえば、もしその事故に遭わずにいたら、どれだけのお金を失わずに済んだか、或いはその事故に遭ったことで、本来受け取ることができた利益(収入等)機会をどのくらい失ったかを表すものです。
逸失利益には、死亡事故の場合の逸失利益と、傷害事故で後遺症が残っている場合の後遺症による逸失利益があります。
死亡事故の場合の逸失利益は、事故によって死亡した人が、もしも事故に遭うことなく生存していたなら、一生の間に得られたであろう収入のことをいいます。
交通事故の後遺症による逸失利益は、後遺障害で被害者の労働能力が低下又は同様の職務遂行が困難となったことにより、一生の間に得られたであろう収入が減額したと考えられる分のことです。
損害賠償の項目の中でも、逸失利益は金額がかなり大きいものとなるので、算出方法は慎重に行う必要があります。
また、訴訟の際にも大きな争点となる部分でもあります。

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